2023/09/07 14:17
私のお家は、今風に言えばレトロな古民家
悪く言えば、古〜いお家
大工だった祖父の趣味が詰め込まれたお家です。
間取りは江戸間、障子に襖(ふすま)、扉もだいたい引き戸。
扉、窓には昭和型板ガラス。
祖父は先述した通り
大工さんで昔気質な昭和人(亭主関白)。
祖母は洋裁学校で基礎を学び、和裁も洋裁も作って
服飾の仕事をしている仕事人だったため、
お家に業務用ミシンがありました。
母は祖母に似たのか、とても裁縫が得意な人。
私が子供の頃、学校に持っていく運動着入れや絵本バックなどをよく作ってくれました。
私の娘のも作ってくれたことには感謝しています。
祖母も母も催事には毎回着るほど着物が好きでした。
着物姿の祖母と母の姿がとても綺麗で憧れたのを覚えています。
帯留めのお花のキラキラ、宝石箱みたいに詰まったボックス、それも印象に残っています。
2人のお着物が着たくて着たくて駄々をこねまくった私に、
「大きくなったら着させてあげるからね」
と約束してくれた2人ですが、残念ながら小柄な2人には似ず、
BIGに育ってしまった私には2人のお着物を着ることは叶いませんでした。(T_T)
それでも、中学生の夏祭り、
母が私のために浴衣を仕立ててくれたことは、とても嬉しく今でも忘れられません。
自分で選んだ柄で作ってもらう、一点物の浴衣。
すごく嬉しくて、お祭りのたびに浴衣を着ては
近場で開催しているすべての夏祭りを網羅した記憶があります(笑)
ただのお祭り好きとも言う。
実は、前まで私はコスプレが趣味で、
売ってない衣装とかはよく自分で作っていました。
作り方でわからない所があると、祖母に聞きに行くほど頼りまくっていましたw
(複雑怪奇な衣装がたまにある、コスプレあるあるです)
すると、新聞紙で型紙取り直して、難しい所は縫ってくれる優しさっぷり。
多分、見てられなくてやってくれただけだけど、修羅場な私には神様(笑)
祖母や母は裁縫が得意でも、娘の私は得意とは言えず、
でも、手先が器用な所は似たようで、工作や縫わない手芸は得意だったため
リボンや布小物、アルコールインクアート、デコ作品、
日本の伝統工芸にも興味を持ち、水引き、つまみ細工など
色々なものを作る喜びや愉しさを知り、
最終的にたどり着いたのがレジン。
その魅力に今も虜になっています。
趣味で色々作っては家族にプレゼントしていたのですが、
友達に誘われイベント等に誘ってもらい、
【趣味の品】→【お客様にご提供する販売品】を作る事になりました。
中でも和のモチーフをメインで扱っているのは
祖母や母の着物を着たときの華やかな印象、
ついつい目を惹かれてしまう和物や、和小物が私の原点です。
そんな大好きな祖母も、今年春長い介護生活を終え、
安らかな顔で、天国の祖父のところへとー。
今頃空から、祖父母二人して私の活動を応援してくれていると信じています。
長々とお話してしまいましたが、これが私が和モチーフを作成する理由です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
これからも隻影堂をどうぞ、宜しくお願い致します。